2024年4月4日

【相手のことを知ろう】機関投資家について

投稿者: copocota

はじめに

皆さんは、 機関投資家 と言われている機関をご存じでしょうか?

一般的には、保険会社や信託銀行など、あらゆる顧客から資金を集め運用する、機関やファンドのことを機関投資家といいます。

また、機関投資家は、民間企業だけでなく 年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF) という国が主導し、年金を運用する組織もございます。

今回は、機関投資家のことをもっと深掘りし、相手のことを知ろうをテーマに解説していきたいと思います。

機関投資家と個人投資家の割合

機関投資家は、全体の約8割の株を保有しているといわれています。

一方で、個人投資家は全体の約16%にすぎません。

普段、あまり意識しない機関投資家ですが、占める割合からもわかるように、

私たち個人投資家とは、切っても切れない関係であります。

投資スタイルの違い

機関投資家と、個人投資家は投資スタイルがかなり異なっているのが特徴です。

機関投資家は、顧客から預かった資金を組織で運用し、利益を上げています。

また、顧客から預かった資金は、原則相場にかかわらず常に運用しており、現金化し保持し続けることはできません。

ですので、個人投資家に比べ下落相場では不利となることが殆どです。

また、投資元本が圧倒的に異なるので、機関投資家は流動性の低い株式を、売買するのは法律の観点から難しいのも特徴です。

日本では相場操縦行為は法律によって禁止されているので、機関投資家により極端に株価が上下することは滅多になく、ほとんどは企業業績や一般投資家の売買によって引き起こされます。

一方で、個人投資家の場合は、運用金額や運用方法に特に制限はなく、下落相場時や上昇相場時に自由に買い増しや、手を引くといった判断もできるので、機関投資家に比べ比較的リスクを抑えた投資方法が可能です。

機関投資家の主な種類

・保険会社

・信託銀行

・年金基金

・ファンド

・投資会社

機関投資家が売買している商品

一般的には、機関投資家が売買している商品などはトップシークレットになってることが多く、公表されてないことが殆どです。

また、殆どの機関投資家はその時その時の状況にあわせて、売買している機関が殆どであり、保有している銘柄も次々に変化します。

その為、個人投資家の殆どが取引内容を知ることはできません。

まとめ

 

〇機関投資家とはあらゆる顧客から資金を集め、運用する機関のことである。

 

〇機関投資家には保険会社や銀行といった民間の企業以外に、年金を運用するGPIFという組織も存在する。

 

〇相場操縦行為は法律により禁止されているので機関投資家により株価が激しく上下することは基本ない。

 

〇機関投資家の売買内容はトップシークレットになってることが多く基本的には一般公開されていない。

 

いかがだっただろうか。

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