【初心者必見】もう大丈夫！はじめて株主総会に行くときの徹底マニュアル

はじめに

皆さんは株主総会に行かれたことがありますか？
いざ株を保有してても「行ったことないよ」「興味はあるけどなんだか敷居が高そう」と思われて参加したことない方も多いかもしれません。
やっぱり何事も初めてのことをするとなると緊張しちゃいますよね…
でも、大丈夫！本記事を読むだけで株主総会の一連の流れやルール、マナーや服装といったあらゆる不安を解消し誰でも安心して参加することができます。

そもそも株主総会とは

そもそも株主総会とは何だと思いますか？
株主総会とは株式会社における今後の経営方針や役員（社長さんなど）を決める最高の意思決定機関のことです。
そしてここでの立場は役員よりもその会社の株を保有している皆さんの方が上の立場ということになります。
つまり最大の目的はその会社がちゃんとした経営をしてるか、また間違った方針などを取ってないかを私たち株主が審査する場となります。
ちなみに、株主総会は年１回以上必ず開催することが義務づけられております。
なお、株主総会は１単元（１００株）以上保有している株主であれば誰でも参加可能ですのでせっかく株を保有している会社があるのであれば是非１度参加してみましょう

株主総会出席時に必要なもの

株主総会に出席するために必要なものは議決権です。
議決権がなければ株主総会に参加することはできません。
議決権は株主総会開催の約半月ほど前に家に送られてきます。
また、株主総会に参加される際は総会中に議決権を行使することとなるので議決権の行使は不要です。

出席するときの服装

出席するときの服装は私服やカジュアルなもので大丈夫です。
ちなみに筆者はサンリオの株主総会にサンリオキャラクターの描かれたTシャツを着ていきましたが特に浮くといったことはなかったです。
また、役員と間違われないためにもスーツより私服の方が望ましいです。
普段、イオンや近所のスーパーなどに行く格好でOKです！

会場到着時間

当日、会場に何分前に行けばいいのかはじめてだと中々わからないですよね！
多くの株主総会では当日受付開始するのは開催の１時間前からとなります。
例えば１３時に株主総会が開始される会社だった場合は受付は１２時からとなります。
あまり早く着いても役員の方が準備されていたりまだ別の総会の片づけをしてたりと迷惑になることもあるので早くても開催１時間前の到着を心がけましょう。
また、株主総会は基本先着順となることが殆どですので確実に出席するには開催の３０分前までには到着することをお勧めします。
とはいえ、会社によってはルールや受付時間が異なることがあるので議決権と一緒に同封されている株主総会資料を読みましょう

おみやげ

株主総会では会社からおみやげがもらえると聞いたことがある方も多いかもしれません。
やっぱりおみやげは欲しいですよね！
ですが、２０２０年頃より多くの企業ではおみやげを廃止し殆どの総会でもらえなくなりました。
ですので残念ですがもしもらえたらラッキーぐらいの気持ちで期待しない方が望ましいです。

株主総会の開催時間

開催時間は会社の規模や質問の多さによってマチマチですがおおむね１時間程度です。
ですが小規模な会社の総会だと３０分程度で終わったり大規模な会社ですと質問が多く２時間ほどかかったりとマチマチです。
ですが、多くの株主総会では途中退出は可能ですので質問で長引いたり話が飽きてしまった場合などは途中退出して帰ってもOKです。

総会の流れ

定時株主総会では前半に役員紹介や役員決め、方針決めを行い後半に質問タイムがあります。
前半の役員決めや方針決めは既に株主総会を行う前に議決権にて票を集めているので総会中に株主が何か発言をするといったことはありません。
後半の質問タイムでは手を挙げた株主がランダムで指名され経営陣に質問をぶつけます。
質問内容は主に経営にかかわることですのではじめての株主総会では質問せず雰囲気をつかみつつ２回目以降何か経営陣に直接質問してみるのもいいでしょう。

途中でトイレに行きたくなったら

多くの株主総会では途中退出は可能ですが一度退出をすると会場に戻ることはできません。
その為、トイレなどは受付をする前に事前に済ませておくのをお勧めします。

株主総会終了後

株主総会終了後は企業によっては懇親会など経営陣と直接話せる機会もあるかもしれません。
また、参加しない方はもしそのようなイベントがあっても参加は任意ですので帰っても大丈夫です。

最後に

いかがだったでしょうか。
筆者的には株主総会は全然敷居の高いものではなくその会社をもっと身近で知れるすごく楽しい場所です。
また、人生は何事も経験してみることが大事ですので怖がらず気軽に参加してみてくださいね